INTERVIEW 01自分の経験を活かして、
業界全体に変革を。

ユニフォーム業界というのはちょっとニッチな業界で、その中でもモビカがビジネスを展開している市場というのは、悪く言えば人気がある分野とは言い難いと思います。そのため、業界としては若い人が少なく、古い体質・体制のままという印象がありました。
そんな中にあってモビカという会社は、社員の年齢層も若く、早い段階から責任のある立場でどんどんチャレンジすることができる会社だと感じました。私は大学卒業後に貿易関係の仕事につき、その後、外国人のライフサポートをするベンチャー企業に転職したんですが、そんな自分の経験を活かしながらユニフォーム業界の成長や発展にも寄与できると思ったんです。未経験の業界ではありましたが、ここなら自分自身が成長できそうだということと、自分の成長が会社や業界の変革にも繋がると考え、入社を決めました。

INTERVIEW 02入社一年目で
新規プロジェクトの責任者に抜擢。

入社後一年間は、営業部に配属。先輩に同行し、既存のお客様への対応などを中心にOJTを重ねました。最初の一年間で、基本的な会社の業務内容や、業界知識を徹底的に学びました。失敗もありましたが、先輩や上司がしっかりフォローしてくれますし、不安よりも学びを得るチャンスになることが多かったです。
自分にとって何よりも大きな転機となったのは、入社後すぐにAI搭載カメラによる検品システム『movika eye』のプロジェクト責任者に任命されたことです。プロジェクト自体はすでにスタートしており、私は途中から加わりましたが、AIの知識なんてまったくなく、プレッシャーも相当なものでした。

AIの開発に協力してくれる会社さんからも、当初は「絶対に無理だと思います」と言われていたんです。ユニフォームなんてそもそも何百万種類もありますし、生地も違えば、色もサイズも形も千差万別です。もちろん、汚れや傷み方にも無限のバリエーションがありますから、それをAIとはいえ機械が見分けるなんて無理だろう、と。でも、絶対に無理と言われたら挑戦せずにはいられない、それがモビカという会社なんです。

INTERVIEW 03いくつもの壁を乗り越えて、
ようやく実用化に。

最初の一年間は営業の業務と並行してだったので、大変でした。二年目からは新たに設立された企画部に異動になり、本格的にAI開発に取り組みました。とにかくAIの知識をつけることが不可欠だと考え、パソコンの環境を整え、自分で簡単なAIを作ったりもしました。おかげで、基本的な仕組みも理解でき、自分たちで考えて決めなければいけないところと、協力会社さんの手を借りなければいけないところのラインも明確になりました。AIにユニフォームの汚れ一つを覚えさせるのにも、何万枚もの画像データを用意する必要があります。

せっかく覚えさせても、実際にテストしてみると全く検知してくれないこともしばしば。まるで、子どもを育てていくような感じでした。今度こそいける!と思ったのに、またダメだった・・・ということが続き、プロジェクトメンバー全員の心が折れそうになったこともありました。
ですが、当初は50%にも満たなかった検知の正解率が、55%になり、やがて60%、70%、75%・・・と徐々に上がっていきました。AIの学習の歩みが本当にゆっくりだったので、ほぼ100%の完成状態に漕ぎ着けた時は、逆に実感が湧かなかったですね(笑)。

INTERVIEW 04お客様に感動を与え続けるサービスをめざして。

『movika eye』の一番の目的は、品質の均一化です。人の目で検品を行うと、どうしても基準にバラツキが生じます。お客様サイドにおいても、同じチェーン店のA店ではOKでも、B店では廃棄処分という判断になったりします。従来はなかなかクリアできなかったこういう課題を、お客様ごとに何度も打ち合わせを重ね「この基準で行きましょう」というラインを共有することで解決できます。それを可能にしてくれるのが、『movika eye』なんです。プレスリリースを発信して以来、多くのお客様からのお問い合わせをいただいていますし、既存のお客様からも「そんなことができるんだ」という驚きの声をいただいています。
そんな風に、他社には真似のできないことや、他社はやろうとしないことに、どんどんチャレンジしていくのがモビカなんです。現在進めている『ユニフォーム管理のサブスクプラン』もその一つ。目の付け所もモビカならではだと思いますが、それを実現できるのは他社にはないノウハウがあるからこそ。これからも、そういった「かゆいところに手が届く」独自のサービスを開発していきたいですね。

一日のタイムスケジュール

  • 8:308:30
    出社
    朝いちばんにパソコンでのメール確認を行います。
  • 8:508:50
    朝礼・数値確認
    朝礼でタスクを共有した後は、AIの数値を確認し状況によって最適化。
  • 9:009:00
    メール確認
  • 9:309:30
    提案資料作成
  • 11:0011:00
    社内MTG
  • 12:0012:00
    ランチ
  • 13:0013:00
    新規提案内容 考案・準備
    リサーチや資料のバージョンアップなど一番時間がかかるタスクです。
  • 15:0015:00
    顧客と商談・打ち合わせ
    オンライン打合せや、ご訪問打合せなど、お客さまに合わせて開催します。
    新規案件の提案につなげられるよう、業務外のコミュニケーションも意識しています。
  • 17:0017:00
    進捗確認・翌日準備
    一日の振り返りを行い、社内共有事項や依頼する必要があるものはその日のうちに行い、次の日に備えます。
  • 18:0018:00
    退社
使ってよかった会社のシステム
GW・夏期・年末年始などの休暇制度があるので、家族との時間も楽しめます。

休日の過ごし方

会社の福利厚生で家族と野球やサッカーのスポーツ観戦に行ったり、国内のリゾート施設で温泉旅行に行ったりして休日は過ごしています。
最近は30代で経営幹部への昇格を目指しているため、勉強する時間を確保しています。